2026/09/17

【No.150】あきたは「DX」で新たな市場の広がりしか見えない!

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私たちは、2020年10月1日、「デジタル化とは違う、今話題の"DX"ってなに?」というタイトルで、第1回の「あきたDX通信」を発行しました。それから6年。今回、150回目を迎えることとなりました。

この6年間で、DXを取り巻く環境は大きく変化しました。
創刊当時は、テレワークやクラウドが注目され、「そもそもDXとは何なのか」を考えることから始まりました。その後、企業におけるデジタル活用や業務改革へと関心が移り、現在では生成AIが急速に普及しています。

いまやDXは、「知る」段階から「使う」段階へ、そして「使った結果として何を生み出すのか」を問う段階に入っています。テクノロジーそのものを理解するだけではなく、実際の業務やビジネスの中で活用し、具体的な成果につなげることが重要になっています。

その変化を象徴するのが生成AIです。クラウド、DX、生成AIの進展は、企業のIT環境だけでなく、世界の産業構造や経済環境にも影響を及ぼしています。生成AIの普及によってコンピュータ処理資源への需要が急増し、世界各地でデータセンターへの大規模な投資が進んでいます。

日本でも大型のデータセンター投資が相次ぎ、秋田県においても、先日、UAEからのデータセンター投資計画が発表され、大きな話題となりました。巨大なデータセンターが秋田に設置されることは、地域にとって大きなニュースです。建設投資やインフラ整備、電力・通信、設備・保守など、一定の経済効果も期待されます。
ただし、データセンターの立地そのものを、地域経済の発展と同一視することには注意が必要でしょう。

かつて地方では、工場誘致が地域振興の重要な政策として位置づけられてきました。工場が立地すれば、建設投資だけでなく、雇用が生まれ、関連企業やサービスが集積します。ところがデータセンターは、巨大な施設である一方、その規模に比例して大量の雇用を生み出す施設とは限りません。
だからこそ、データセンターを単なる「新しい工場」として捉えるだけではなく、その巨大なデジタルインフラを秋田の企業や人材がどう活用し、そこから新しい産業やサービスを生み出していくかという視点でしょう。

データセンターを設置することが目的ではなく、それを地域企業の成長や新しいビジネスにつなげていくことが重要です。地域企業がデジタルサービスを開発し、地域外から仕事や人材を呼び込み、新たな市場を開拓することができれば、データセンターは単なる設備投資ではなく、地域経済を変える基盤になり得ます。このことは、秋田県内企業のDXについても同じことがいえます。

先日紹介した、秋田デジタル利活用推進協会による「第7回秋田県内企業におけるIT/DXの導入実態調査」からも、県内企業のDXが新しい段階に入りつつあることが確認できました。
これまでのDXは、「DXを知っている」「関心を持っている」「導入を検討している」という段階が中心でした。
しかし現在は、実際にデジタル技術を使い、業務の自動化や効率化、生産性向上などにつなげる企業が増えています。さらに、その先にあるビジネスそのものの変革や、新しい価値の創出へ進むことが求められています。

生成AIも同じです。すでに一部のIT企業やデジタルに詳しい人だけが使う特殊な技術ではありません。文章作成、情報整理、資料作成、アイデアの整理、プログラム開発など、これまで人間が時間をかけて行ってきた業務の一部を、生成AIによって効率化できるようになりました。

もちろん、「AIによって仕事が奪われるのではないか」という懸念はあります。しかし、生成AIを単純に仕事を奪う技術として捉えるのではなく、人間が行わなくてもよい仕事をAIに任せ、人間が新しい仕事や価値の創造に時間を振り向けるための技術と考えることもできます。

重要なのは、DXや生成AIによる効率化を目的にしない

業務を効率化し、経費を削減し、生産性を高めることは重要です。しかし、それだけで終わってしまえば、DXは従来のIT導入と大きく変わりません。本当の価値は、効率化によって生まれた時間や人材を、次の成長につなげられるところにあります。
効率化から人の時間、新しい価値へ 新しい顧客の開拓、新商品や新サービスの開発、既存事業の拡大、地域課題の解決など、人間だからこそできる活動に余力を振り向ける。そこまで進んで初めて、デジタル技術が企業や地域の成長を支える力になります。

近年のクラウドの普及によって、大規模なシステムを自社で保有する必要性は低下し、さらに生成AIによって、以前なら専門家や専門企業に依頼しなければ難しかったことも、自ら試してみることができるようになりました。小さく試し、効果を確認し、必要に応じて広げる。こうした環境は、資本力の大きな企業だけでなく、中小企業や地域企業にとっても大きな意味を持ちます。

特に秋田では、デジタル技術によって地理的な制約を越え、仕事や市場とつながる可能性が広がります。地域にある人材、産業、観光、文化、自然などの資源とデジタルを組み合わせれば、これまでになかった商品やサービス、ビジネスモデルを生み出すこともできます。

データセンターもDXも生成AIも、それ自体が目的ではありません。
いずれも、人間の活動を支えるための道具です。問われているのは、「何を導入するか」ではなく、「それを使って何を変え、何を生み出すのか」ということです。

思い返せば、「あきたDX通信」が始まった6年前、DXはまだ新しい言葉であり、その意味を理解すること自体がテーマでした。それから生成AIへと、デジタルをめぐる環境は大きく変化しました。しかし、デジタル技術を単なる流行として追いかけるのではなく、それを企業や地域の成長にどう生かすのかを考えるという基本的な姿勢は変わっていません。

そして今回の150回は、これまでの6年間を振り返る節目であると同時に、これからの6年間を考える節目でもあります。これからも新しい技術は次々と登場し、新たなサービスや仕組みが生まれてくるでしょう。
だからこそ、技術そのものに振り回されるのではなく、その技術を使って何を変え、何を生み出すのかを考え続けたいと思います。

「知る」から「使う」へ。そして「使う」から「成果を生み出す」へ。

秋田におけるDXも、生成AIの活用も、これからが本当の意味での実践段階です。
データセンターを含めた新しいデジタル基盤を、地域の企業や人材がどのように活用し、新しい産業や仕事、サービスを生み出していくのか。その動きをこれからも追い続けたいと思います。

これから「あきたDX通信」は、今回の150回を一つの節目としながら、次の200回を目指していきます。
どうぞご期待ください。
あきたDX通信 編集長 伊嶋 謙二

営業スタッフ徒然草

2026夏の思い出

みなさん、こんにちは、「東北の夏は短い」そんな夏を楽しんでいるアウトドア派の榊田です。

さて夏が来る前から予定を詰め込みすぎて大丈夫か?と自分で思うくらいでした。
でも今年の夏は特別!さらにビッグサプライズの予定が突っ込まれ!ました(笑)

「母校 横手高校57年ぶりの甲子園出場!」です。今回のコラムはこれを書かずにいられません。
「野球部じゃなかったよね?・・・(テニス部)」「たった2回目?」そういった突っ込みは不要です。
かねてから「次に甲子園に行ったら現地で応援!」とシャレで?話してはいましたが、まさかの(嬉しい)今年!になっちゃいました。

秋田県予選の初戦は前年優勝校金農に勝って勢いに乗り、決勝まで勝ち進んだところで、「もしかして?」・・・
決勝は現地こまち球場での応援としました。
3塁側応援スタンドには、年齢かかわらず見たことのある面々がたくさん。すぐに同期が集まり応援です。
私の隣は野球部OB3人が緊張しています。そして迎えた最終回最後のバッターを打ち取って、ものすごい歓声と、ちょっとだけ(?)涙が出ましたね。
そして勝者の校歌演奏で、隣の元野球部員は号泣でした。

「次は甲子園!(その前に寄付?)」
日程と相手が決まると、急いで移動・宿泊先確保に四苦八苦。お盆期間でただでさえ混雑期しかも価格も高めと厳しい状況。なんとか行き飛行機、帰り新幹線を確保。(本当はどこか寄り道したかったのですが、1泊2日の余裕なしスケジュール)
さて試合当日。6時台の電車で甲子園球場へ(試合開始は8時)。
電車を降りると既に学校カラーの紫の〝帽子"〝メガホン"〝タオル"〝うちわ"の応援グッズを持った高校生、保護者、OBがかなりの人数・・・いや、すごい数です。

相手は福井県敦賀気比高校。
秋田よりもはるかに近いですが、応援の人数はこちらの方が多かったように見えます。
(後で見たら)声援は相手校を圧倒しています!卒業以来初めて会う同級生や楽器持参の吹奏楽OBも!昔の話で盛り上がりそうですが応援に集中です。
応援風景 8時開始とはいえ、秋田にくらべればとても暑かったのですが、誰もビールを飲む気配すらなくひたすら応援・・・
〝Fight Oh YOKOTE!"〝かわいいだけじゃだめですか"〝倍倍FIGHT!"〝タイガーラグ(われわれ の定番?秋田の定番?)"。
今の応援に付いていくのは大変でしたが(笑)、見様見真似でなんとかかんとか。
2回裏、甲子園に校歌が流れ感動です。「よしっもう1回歌うぞ!(勝利後?)」とは思ったものの・・・
試合は厳しい流れになってしまいましたが、アルプススタンドは暖かく見守りエールを続けます。
応援団歌(卒業以来初めて歌う!)ではみんな右手を握りしめて上下に振って歌います。
高校時代の裏山での応援練習は厳しかったことを思い出します。当時男女比率は8:2くらいで応援団が睨みをきかせて怖かったんですが、今ではほぼイーブン、応援団幹部にも女生徒がいるなんて考えられません。時代は変わりました。

試合終了!
スタンドからは熱い拍手とともに〝ありがとう!"の声が一番大きく聞こえ、〝ここ(甲子園) まで連れてきてくれて、ありがとう"〝感動をありがとう"思い思いにそれぞれが感謝を口にして、球場を 後にしました。
でも球場を出た瞬間〝ビール飲みてぇ~!"といつもの合言葉?になり、久々の仲間で、卒業以来の 友人とは初めての乾杯を! 昼から飲んだビールは格別でしたね、話が尽きず長々とやってしましました。 (ビールだけじゃなくて・・・粉物の聖地のお好み焼きは旨かった!)

あれっDX通信?
甲子園話で盛り上がってしまいましたが、データ野球が叫ばれてだいぶ経ちましたがデータと言っても スコアブックの電子化みたいなものから、近頃の野球観戦、MLBでは生中継では映像を基に計算された いろいろなデータが表示されます。
日本はMLBに比べ導入に慎重なのかどうも後手後手のようです。ピッチクロックも個人的には早く取り入れて欲しいと思いますが。さて野球のIT技術といえば・・・

自動審判
主審のストライク/ボールの判定。キャッチテクニックには騙されない?
                  
球種判定
投球は球速+球種、回転数、打球は角度、飛距離表示が瞬時に。
                  
球速の謎
現在の球速は初速で昔の球速はホームベース付近の終速、その差は10km以上?
怪物江川が150km以上出していた時代、今のスピードガンでは?
                  
データ野球
バレーボールでは監督が片手にタブレットを持って指示。でも日本のプロ野球ではデータ野球と言うけどそんな姿は?今ではAIが選手の特徴や癖を解析して作戦を自動作成できるはず。
さらに進んで全ビデオ解析(単にAIにビデオを全部見せれば)が進めば時間をかけずに攻略法 ができて、甲子園でも利用できているそんな時代?
秋田に巨大なデータセンターができたらいち早く他県の情報を処理して活用できれば、優勝も夢じゃない?問題はデータ処理費用だったりして。 (ただ実際にプレーで実現できるかどうかはもちろん選手本人次第ですけどね・・・そこがスポーツ!)
応援風景                   


さて、長年秋田県出身ピッチャーの現役として活躍したヤクルトの石川投手が、ついに今年引退となりました。 40歳を超えても現役にこだわった姿はデータ野球なんかついていけない世界なのかもしれないですね・・・ お疲れさまでした。

(おまけ)
実は甲子園のちょっと前は北アルプスに出かけてまして・・・
甲子園ではアルプススタンドと縁があった? ・・・ また次回、お会いしましょう!


■参考:プロ野球データバンク ( https://baseball-data.jp/ )

<DXに関するお問合せ先>
 エイデイケイ富士システム株式会社
 DXセンター DX担当までお申し付けください。
 TEL:018-838-1173
 Email: dx-lab@adf.co.jp

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あきたDX通信>>>>> 編集長 伊嶋謙二 /// 編集スタッフ 伊藤真弓 澤田亜弓 /// 主幹:五十嵐健 /// エイデイケイ富士システム株式会社

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