2022/06/09

【No.42】週刊DXより「スーパーでIT活用!簡単なIT事例をご紹介」

※ 週刊DX
2018年10月よりDX戦略部メンバーによるDX関連記事の紹介を社内向けに発信しているもの。
今回はその中から一部ご紹介いたします!!

岩手県にある、とあるスーパーのお話です。

このスーパー、実は我々のようなIT企業が立ち上げたスーパーとの事で、
徹底的な在庫管理や、安く売るための物流やコストの削減が
ITの力で実現できており、
現在は約260店舗の全国展開ができているそうです。

簡単なIT事例をご紹介します。

①ディープラーニングを活用したトラッキング
店内の映像から来店客の人数、属性(性別や年齢層)、移動経路などを把握し、
顧客がどの通路を通り、どこの棚に立ち止まったのか、
どの商品を手に取り、どれを棚に戻したのか、結果的にどの商品をカート
に入れたのが、属性別に分析することもできる。

②スマートレジカートの導入
「スマートレジカート」はショッピングカート自体にセルフレジのような
機能が搭載されており、トライアルの専用プリペイドカードでログインすることで、
キャッシュレスでスマートに会計を行うことが可能です。

上記、IT企業ならではのさまざまな取り組みがされているようです。

常識にとらわれない、新しい発想で、
「未来をひらく、未来につなぐ」我々ADFも取り組んでいきたいものです。

自動運転

エイデイケイ富士システム 自称DXエンジニアの相原です。
今日は自動車の自動運転についての話です。

自粛モードが和らぎお出掛けする機会が徐々に増えてくる予感がしていますが、
車の運転がつらい・大変・面倒くさいと思う方もいるかと思います。
私の車には自動運転を支援する機能が付いており高速道路ではアクセル操作をせず
ハンドルだけ操作していれば勝手に走ってくれます。これだけでもかなり楽に感じます。

さて、自動運転の定義からおさらいしますが、以下のレベル分けがされているようです。

 レベル1 アクセル・ブレーキ操作またはハンドル操作のいずれかをサポートする。
 レベル2 アクセル・ブレーキ操作とハンドル操作の両方が連携して運転をサポートする。
 レベル3 一定の条件下でシステムがすべての操作を実行
 レベル4 あらゆる状況においても操作が自動化。ハンドルもアクセルも不要。

 レベル2までがドライバーの責任となり、レベル3以降はシステムの責任となります。

私の車の自動運転は「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」と呼ばれレベル1に該当するようです。
20歳頃に自動車免許を取った時からすればこの機能でも十分発展したと感じますが、
単純なオートクルーズ機能が世界で初めて採用されたのは1950年代のアメリカ車らしく
構想はそんな昔からあったのかと驚きました。

現在の主流は、カメラの画像解析技術とセンサーの両方を搭載しておりレーダーで遠くの車体を感知して、
カメラで物体を捉えるためより遠くの物体も感知できるシステムとなっています。
今後さらに自動運転レベルを上げていくには、「位置特定技術」「認識技術」「AI技術」
「予測技術」「プランニング技術」「ドライバーモニタリング技術」「通信技術」
などが必要になるよう
です。

自動運転が実現すればどんなメリットがあるのでしょうか?
ドライバーの負担軽減だけではなさそうです。

 1.交通事故の低減
 2.渋滞の解消・緩和
   渋滞の原因は不適切な車間距離や加減速
 3.少子高齢化への対応 生産性の工場
 4.国際競争力の強化
 (国土交通省「自動運転の実現に向けた国土交通省の取り組み」より抜粋)

日本では、
2020年をめどに一般道路ではレベル2を、高速道路ではレベル3
2025年をめどに高速道路におけるレベル4を実現する目標を掲げています。

世界をみてみると、
ボルボは2030年をめどに完全自動運転の実現を目指すという計画が発表され、
テスラでは独自のコンセプトを持つ自動運転レベル5のシステムを開発していると言われています。

そんな世の中に早くなればいいなと思うと同時に、
結構近い話なんだと思いながら、安全運転を心掛けてその日が来るのを待とうと思った今日頃ごろです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

<問い合わせ先>
エイデイケイ富士システム(株)
地域情報ソリューション課 地域営業担当
TEL:018-838-1173

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