2022/06/23

【No.43】秋田県内のDXの本質は、この調査でしか分からない!

※MA(マーケティングアドバイザー、あきたDX通信編集長)、真弓課長:あきたDX通信編集部マネージャー兼SE、いがらし部長:営業部の責任者

MA
さて、梅雨入りして、すっきりしない時期になったよね。自分は、首都圏での生活が主だから、今までは、雨模様な天気だと、電車に乗って都心に行きたくなかったね。
いがらし部長
そうでしょうね。でも秋田の生活は、車で移動が主だから、それなりに、梅雨時は嫌だけど、通勤のうっとうしさはそれほどでもないですね。
MA
そうなんだよね。コロナでのここ2年間で、首都圏のワーカーも様変わりで、すっかりテレワーク、在宅ワーク、オンラインでの仕事が定着したことから、天候に関係なく、通勤のストレスからは、解放されたと実感する人が増えたね。
いがらし部長
弊社は秋田に本社なので、いまだ大きな実感として、いわゆる働き方改革という流れでの、テレワークは社員としての働き方は大きな変化はまだありませんが、取引先が首都圏などの場合は、明らかにオンライン会議が増えましたし、都市部への出張などは激減しましたね。
真弓課長
それでも仕事は減らないし、変な意味ではなく、生産性も逆に高まったという感覚はありますね。
MA
そうだろうね。それでね、さっきメルマガで配信してきた日経新聞系のWebニュースで面白い記事が流れてきたので、紹介するね。

2022年6月20日(日経クロステックから一部編集転載)
「NTTグループは、従業員の勤務形態を原則としてテレワークとする新制度を2022年7月1日から導入する。当初は約3万人を対象で、テレワークを原則とする部署は各社で決める。まずは人事や総務といった間接部門や企画、システム開発などテレワークに向く部署が対象となる見込み。また従業員の居住地の制限もなくし、国内のどこにでも居住して勤務できるようになる。出社が必要な場合は、出張扱いとして航空機を利用した出社も認め、日付をまたぐ場合は、宿泊費も会社が負担する。」


という内容なんだよね。
いがらし部長
そういえば、ヤフーや富士通も去年かな、原則勤務地は自分で選ぶ、というような発表をしていたのを覚えていますね。
MA
そうだね、早い話が、ここのニュースのポイントは3つあってね、
ひとつは、仕事の「やり方」の変革は大都市圏から着火した
ふたつは、大企業から始まった。特にIT系の企業が目立った。
そしてコロナは、働き方の変革のシフトを強く促した、ということだね。
その底流に流れていたのが、ITやデジタル化などのツールがいきわたっていたという前提が重要なことを忘れてはいけない。今でいうとDXの下地のようなもの。
いがらし部長
ということは秋田のような地方都市や中堅・中小企業にはまだまだ先ということですね?
MA
そう思っている人は多いけど、実は全世界的に、コロナという生活を大きく変えるフィルターが架かったがゆえに、もはや地域や規模やスタイルに関係なしに、新たな生活規範や仕事の仕方が変容してきている。結論としては、時間差があるけれども、秋田のような地方都市にも、確実にこのルール変更が差し迫った現実としておきつつあるね。
真弓課長
今回のこの話題は、例年の県内の民間企業の調査の流れですね。もしかすると?
MA
何を隠そう、今回の話題は、あきたDX通信の購読者であり、秋田県内で仕事をしている企業人の方に今回で3回目となる調査にご協力して頂きたいという内容なんだよね(笑

―あきたDX通信の読者の皆様へのアンケートのお願い

真弓課長
私からもお願いです。というか、調査の全般の実質的な担当者になりますので、どうかよろしくお願いします。
では詳細は以下を参照ください!アピールタイムです(笑

「前回の調査結果はこれです」
第2回 秋田県内の企業におけるICT導入実態と景況感に関する調査 結果報告 | 一般社団法人 秋田RPA協会 (rpa-akita.jp)

MA
そして6/22に公開したのが、「第3回秋田県内の企業におけるICT導入実態(DX)と景況感に関する調査」ですね。
我が社は秋田RPA協会の理事企業でもある。そのため協会が設立当初から、県内の企業のIT利活用実態とRPAやDXへの取り組みなどの現状を、直接県内の企業に対する、定点でしかも定量的な調査を通じて、その現状分析を秋田RPA協会の会員企業を含む県内の企業に分析結果をフィードバックすることによって、県内の経済振興に資することを協会の目的としていることに、強く賛同しているためにこの調査には深く関わっているんだよね。
真弓課長
そうですね、そういう私も、今までは個別企業の開発や提案はじっくり行ってきましたが、このマーケティングという観点での、調査の分析結果に基づいて、外部の方に接する、提案するというアクションは経験が無かっただけに、このプロジェクトに関わることができてとても勉強になってます!
MA
それは、なによりです。ともあれ、現在のグローバルで進行している、DX、デジタル化、働き方改革、この三題噺を感覚によるものでなく、県内企業の定量的な調査結果として、今回の3回目の経年変化によるアウトプットは、皆さんもそうでしょうが、我々自身が、とても知りたくてわくわくしています。
真弓課長
今回の調査も専用のWeb画面を通じて、早ければ5分程度の時間でご回答頂けます。質問のご回答するという手間だけでなく、ご回答者が質問へのご回答を通じて新時代の潮流が感じられる項目が並んでおりますので、ご参考になるかと思います。

またアンケートについてのご質問は、以下のメールアドレス向けに、ご遠慮なくお申し付けください。

※1 「アンケートの詳細は以下の秋田RPA協会のURLを参照」

※2 アンケートのご回答は、以下の回答用のURLでお答えください。
7/1金曜日が締め切りとなっておりますので、お気をつけください。

※3 ご回答の皆様には必ず調査結果のレポートを無料でお送りします。

アンケートに対するお問い合わせ、質問は以下の担当まで、メールでお願いいたします。

「調査連絡先」
〒010-0865秋田県秋田市手形新栄町7番47号
akita.rpa@gmail.com
 Fax:018-838-7113
一般社団法人 秋田RPA協会
https://rpa-akita.jp/
事務局 調査担当

主催:一般社団法人 秋田RPA協会
後援:秋田商工会議所、湯沢商工会議所
秋田大学産学連携推進機構
協力:エイデイケイ富士システム㈱
秋田ワーケーション推進協会

一般社団法人 秋田RPA協会 事務局長
あきたDX通信編集長 伊嶋謙二

DX時代の「伴走」について考える

エイデイケイ富士システム営業の五十嵐です。

営業チームで代わりばんこのこのコラムも、早くも3周目にはいりました。
記念すべきメルマガ50回の節目に向けて、皆様に止めろと言われない限り続けたいと思う今日この頃です。
さて、本日のテーマはDXを語るときによく使われる「伴走」について考えてみました。結論から申し上げますと、ADFはお客様に「伴走」して参ります

DXを語るときに使われる「伴走」をネットで調べてみましたが、概ね「マラソンなどで、競技者のそばについて走ること」で説明されています。似たイメージの言葉で「並走」がありますが、これは読んだまま「並んで走ること」だそうです。「そばについて走る」「並んで走る」・・・通常DXで語られるのは「伴走」の方ですが、置き換えると「ITソリューションやサービスを提供する企業が、お客様のそばについて走る」ことになります。これだけだと、いまいちDXに向けて進んでいる感じがしないのは気のせいでしょうか?

ポイントは「そばについて走る」が含む走る以外のさまざまな取り組みかと思います。
伴走しながら何をするのかを想像してみると、競技者に対する助言をしているかもしれないですし、競技者の様子を見ながら声をかけて状況を確認したり、疲れていたら励ましたり・・・時には競技の中止を進言するかもしれません。
これに比べて「並走」については、相手の事を気遣うでもなく、並んで走るだけです。伴って走る「伴走」という2文字には、責任が伴っているのだなと、今このコラムを書きながらしみじみと思いました。そもそも「伴走」は同じチーム感がありますよね。

私自身の過去の経験を振り返ってみると、お客様との「伴走」的な取り組みを意識したのは、申し訳ないのですが、ひいき目に見てここ5年位のように思えます。どちらかというと、様々な業種の『現場課題にフォーカスし、適切なソリューションを提供する』事に集中して商談を進めていた気がします。そもそも現場課題は見えやすく、ピンポイントな製品が見つけ易かったり、お客様と共感し易い面がありますので、当時はその意識が強かったのでしょう。
それに比べると、今はお客様の経営課題をいかに解決するかに主眼を置くようになりました。勿論IT投資を決定されるのは、最終的には経営層ですので、今までも無視してきたわけでは無いですが、DX実現を目指す以上は、お客様のビジネスをお客様と一緒になって変革していくことが必要です。そのためにも、これまで以上にお客様の経営・ビジネスに寄り添えるように弊社が変わっていかなければなりません。この「寄り添ってともに進む」ことが、私の考える「伴走」です。
単なる仕入先のITベンダーではなく、お客様のビジネスパートナーとして認識されるよう、取り組んでまいります。

さて、今回は真面目一本やりのコラムになってしまいましたが、皆様は課題を一緒に考えてくれるパートナー企業(特にデジタル化なども含めたご相談先)はいらっしゃいますか?弊社では、幅広いお客様に「伴走」すべく、皆様のDX相談を随時受け付けております。
(ご相談は勿論無料です)
弊社おかげさまで今年で40周年を迎えるのですが、過去のさまざまな経験から、幅広い業種や業務に対応可能と自負しております。
お困り事がございましたら、お気軽に弊社へお問い合わせください。

<問い合わせ先>
エイデイケイ富士システム(株)
地域情報ソリューション課 地域営業担当
TEL:018-838-1173

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