2022/08/04

【No.46】週刊DXより「量子コンピューターがSDGs!?」

※「週刊DX」とは、 2018年10月より弊社DX戦略部メンバーがDX関連の紹介を社内向けに発信しているものです。
今回はその中から一部ご紹介いたします!!

DX検定を受けるため勉強していく中で「量子コンピューター」というワードが出てきたのでご紹介します。

私達が普段利用しているコンピューターにおける計算の最小単位は「ビット」です。
情報を「0」か「1」の2通りで表現しています。学生の時に学びました。
(電源ボタンのデザインは「0」と「1」を表していますよね)

これに対して量子コンピューターの基本単位は「量子ビット」と呼ばれ、
量子力学の基本性質である「0」と「1」の両方を重ね合わせた状態を表現できます


この状態を「重ね合わせ」と言うらしいのだけれど
並列処理が求められるときにこの状態の特性を活かすことで
桁違いな計算速度を叩き出します。

量子コンピューターの文献では、今私達が使っているコンピューターを
古典コンピューター」と呼んでおり、さらには
高性能なのに電力消費が極めて小さいというメリットがあり、
まさにSDGsなコンピューターなわけです。

 脱線しますが・・・
 計算の消費電力が小さいAIを「グリーンAI」と呼ばれております。
 
 最先端の自然言語処理アルゴリズムを学習させて人間のようなテキストを作成するのに必要なエネルギーについて、
 ・米国での自動車生涯排出量の5倍
 ・サンフランシスコ・ニューヨーク間の往復航空券300回分

 に相当する二酸化炭素が発生するという研究結果もあります。
 
 つまり、企業内でAIを導入すると、企業のエネルギー使用量が増加し、結果的にCO2排出量が増加します。
 
 AIもサステナブルを考えなければならない時代に突入です。

気になった方は「量子コンピューター」で検索してみてください。

インフレは?これは安いな!なんでだろう?

ADK富士システム営業の最上です。

ロシアのウクライナ侵攻後、原油、小麦、プラチナ、銅などの高騰により、あらゆる製品の製造コストが上がり、さらには、先日までの歴史的円安の中(まだ十分円安と思いますが)、様々な製品の値上げのニュースを聞くことが非常に多くなりました。

更には、部品供給が追い付かず、製造することも儘ならない状況で、私どももお客様に製品の入荷をお待ち頂く状況が今現在も続いています。
特に現在、肌感として供給が追い付いていないICT機器の部材としては、頭脳であるCPU、ハードディスク(SSD含む)、RAIDカード、様々な用途の半導体などがあげられます。これらが要因で、オーダーメイド頂くサーバー、パソコンについては、本当に納期にお時間を頂いている状況です。完全に需要に供給が追い付いていない状況で、価格についても昨年あたりから値上がり傾向にありますし、Appleの7月からの値上げにはかなり驚かされました。今年の10月、11月にはメーカー各社から更なる値上げのお願いのリリースが予定されていると聞きます。

一方で、海外メディアの最新のレポートでは、車載関連の半導体の供給改善見通しは立たないが、パソコン関連は既に改善傾向にあり、第3四半期には供給過多も危惧されるというものもありました。日本にその恩恵が早く来て欲しいと願う毎日です。

このようなインフレ懸念と供給不足が叫ばれる中、「えっ!!」と驚くような価格の製品を2つ見つけましたのでご案内致します。

ひとつめはWindowsPro搭載のタブレットパソコン(キーボード付き)です。
マウスコンピューター製のもので、防塵防滴性能を有し、落下衝撃体制テスト76cmをクリアするモデルです。

基本性能は、
 • 【OS】Windows10 Pro 64ビット、【Office】なし
 • 【CPU】インテル Celeron N4000 プロセッサー、【メモリ】4GB
 • 【ストレージ】64GB eMMC、【液晶】10.1型 マルチタッチ


メーカーによってはタブレット用のキーボードだけでも1万円以上するものもあるなかで、
なんとお値段1万8000円※(税抜)でのご提供が可能です。
ただし、現在入荷待ちの状況になっておりまして、奪い合いの様相を呈しております。こちらの製品は、菅前首相が前倒し推進したGIGAスクール構想に対応したタブレットの基本設計を踏襲しており、1、000万台規模の需要に対してして供給を考えた製品だからこその価格帯だと推測できます。 製造現場の端末として、気軽にノーコードアプリを導入する際の端末として如何でしょうか。

二つ目は、Power Delivery対応AC充電器です。
今回ご紹介する製品は、エレコム製、Type-Cケーブル一体型、Chromebook対応認定機器になります。このアダプタは、ずばり2,500円※(税抜)でご提供が可能です。エレコム製のType-Cケーブルですと、でPD対応のケーブルは1、000円前後することを考えると非常にお買い得ではないでしょうか。

例えば、パソコン純正ACアダプタが5,000円~6,000円程度することを考えると、しっかりとした規格品(USB Type-Cに準拠)のAC充電器をこの値段で買えるのは非常に魅力的です。
昨今のテレワークでモバイルパソコン(Type-C充電対応機)をご利用されているかた、Type-C規格の携帯、タブレットをお持ちの方については、2台目の充電器として是非御検討ください。
こちらの製品の価格の理由を推測しますと、こちらもGIGAスクールで導入されたタブレットの持ち帰り需要に応えるために供給体制を敷いていたことで、かなりの製造数があり原材料を安くできていたのではないかと推測できること、また昨今の充電器の小型化による競争激化も考えられます。

 今回ご紹介した機器のお値段は、いずれもコロナ禍でのGIGAスクール構想という特殊要因が、今になって反映されたものではないかと思います。1年前のお値段より、かなり安くなっていることは間違いありません。タブレットについては、既に入荷待ちでバックオーダーも積みあがっている状況ですので、実際に納品できないこともあるかもしれませんが、ご興味を頂けましたら是非お問い合わせください。

※お値段・納期は、是非お問い合わせください。台数、納品形態によりご案内内容が変わります。

<問い合わせ先>
エイデイケイ富士システム(株)
地域情報ソリューション課 地域営業担当
TEL:018-838-1173

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