2023/01/19

【No.58】週刊DXより「ALIFE -人工生命- が今後アツい!?」

※「週刊DX」とは、 2018年10月より弊社DX戦略部メンバーがDX関連の紹介を社内向けに発信しているものです。
今回はその中から一部ご紹介いたします!!

人工知能市場が益々盛り上がってきている今日この頃ですが、
書店にてこんな本を見つけました。

「ALIFE 人工生命 ―より生命的なAIへ」

文字だけ見ると人造人間やフランケンシュタインが思い浮かびそうですが、
少し違います。

人工生命とは一つの研究分野であり、
人工知能の限界を超える可能性があるそ研究
だそうです。

この研究で何がわかるのかというと、
人工的に作られた(プログラムされた)生物のような生命」、
または「ありえたかもしれない生命」を使って
コンピューティングすることで生命の成り立ちや仕組みなど生命現象の原理(行動や進化)について理解を深めることができる、ということみたいです。(興味湧きますね)

ALIFEの応用例としては
映画「ロード・オブ・ザ・リング」のシーンの一部で
たくさんのモンスターが動くCGシステム、
お掃除ロボット「ルンバ」などがあげられます。

例えばルンバの場合、ルンバという全自動掃除ロボットを
ありえたかもしれない生命に見立ててコンピューティングすることで
行動を制御しているのでしょうか


一般社団法人ALIFE Lab.という研究機関もすでに発足していて、
今では多くの企業でALIFE Lab.と共同研究を進めているようです。

今後益々のALIFE市場の盛り上がりに期待大ですね。

Pythonで作れるらしいので興味があれば遊んでみてください。

MEXCBT(メクビット)ってなに?

こんにちは、3回目の記載になります。ADK富士システム)最上です。
前回は第46回(8月)の掲載で、既にインフレ傾向のなかで、こんな安い製品がありますよという内容の記事でした。
その後、確実にインフレが進み、食費、ガス・電気代が高くなり、懐が痛いところではないでしょうか。早く春になって欲しいと思う今日この頃ですね。

先日、会社の掲示版に春の情報処理資格者試験の案内が掲載されていました。
職業柄、春を意識する話題の一つです。
この春の試験日は、令和5年4月16日(日)の実施です。)

よくよく見ると情報処理技術者の登竜門的な存在の「基本情報技術者試験」の記載がありませんでした。
不思議に思い調べてみると「基本情報技術者試験」と「情報セキュリティマネジメント試験」は、
令和5年度からはCBTにより通年実施されることになるとのことです。
CBTとは、「Computer Based Testing」の略で、コンピューターを使用した試験方式のことです。
受験時期や、試験会場の選択肢が増え、情報処理技術者の裾野を広げる意味では、良い資格試験の運用変更といえると思います。

CBTといえばさらに大規模に、この春実施されるものがあります。
2023年4月に行われる小中学校 全国学力・学習状況調査です。
中学生では、「英語・話すこと」がCBTで行われることになり準備が進められています。
MEXCBT(メクビット) という公的CBTにて実施されることになります。
(弊社でも、MEXCBTプラットフォームの提案、導入などをお手伝いさせて頂いております。)

第51回コラムでも取り上げました、GIGAスクール端末での実施となります。
全国の児童生徒一人一台端末環境が整備され、この冬休みには、多くの学校でタブレットの持ち帰りによる宿題の一部デジタル化が実施されているようです。およそ2年の運用を経て学力・学習状況調査が実施されることになりました。日常の授業だけではなく、長期休みの宿題、更には全国的な試験運用にも活用されることになり、学校での学習が大きく変革しています。

今回特徴的なのは、ICT活用効果が高いといわれている語学学習において、いち早く実施されるということです。GIGAとは、「Global and Innovation Gateway for All(すべての子供たちにグローバルで革新的な扉を)」の略で、「多様化する子供たちに対し、一人ひとりの理解力や個性に応じて最適化させた学習を提供すること」でしたので、GIGAスクール構想が一つのマイルストーンに到達しようとしているのではないでしょうか。

この冬休み明けには、多くの中学生がタブレットに、自ら話す英語を録音、録画し、お互いに評価しあう光景が多く見られると思います。(自分が中学生だったなら 謎にイタリア語の絶叫を織り交ぜながら友達を褒める練習をして先生に怒られていると思います・・。)
これまでの学力調査では非常に良い成績の秋田県の子供たちがどのように新しい課題に取り組み、どのような結果になるのか非常に気になります。
世界を見渡して見れば、先進的というわけでもありませんが、GIGAスクール構想が確実に義務教育のベースになりつつあることに隔世の感があります。
これからもGIGAスクール構想の実現のための課題解決に、先生方と取り組んでいきたいと考えておりますので、今後とも宜しくお願い致します。

<問い合わせ先>
エイデイケイ富士システム(株)
地域情報ソリューション課 地域営業担当
TEL:018-838-1173

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