2023/03/02

【No.61】『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』が身近な問題に?ああ、ChatGPT。

※MA:マーケティングアドバイザー いがらし部長:営業部の責任者
真弓課長:弊社のやり手マネージャー兼SE

MA
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』って知ってるよね?ご存じ「ブレードランナー」のもとネタ。
本物の人間と人造人間(アンドロイド)の区別や両者の関わりが中心的テーマとなっている。
人なのか、ロボットなのか?を見極める話だけど。
真弓課長
今日は面白そうな話ですね。何々?
MA
我々はITやロボット(人ではない)ものを人にどうやって役立たせるかをビジネスとしているわけだから、いかに役立つITやAIなどを提案するかがビジネスのキモだよね。そこで今回は世間を騒がせている例のヤツを語りたい。
いがらし部長
なんとなく分かったような気がしますね。いまはやりのChatGPTのことでは?
MA
おお、いいね。そうなんだよ。実に面白いんだよね、これが。
いがらし部長
自分も早速いろいろ試してみましたよ。びっくりするほど、おりこうなので、頼りになるだろうと思いつつ、これから自分の力も要らなくなるかもと少し考えさせられましたね。
MA
実際にChatGPTで尋ねてみて、その回答を見てみると、今までの機械的な回答とは違う。その意味で人の書いたものか、AIが書いたものか、良くわからないというような、大問題のChatGPTだよね。一般のニュースでも取り上げられているしね。

「海外TVの紹介」

真弓課長
まだ試してないですね。早速今この場で登録して、やってみますね。
MA
5分もあれば無料で登録できるので、やってみましょう。
真弓課長
ああできました。では早速ChatGPT(チャットジーピーティー)いわゆるAIなんですか?チャットボットと同じかな?

ChatGPTはなんでも叶えてくれる魔法の先生なのか?

いがらし部長
そうね、いわゆる「検索」と「編集」そして「文章作成」が一体となった「AI」だね。
真弓課長
ならば、そもそも「ChatGPT」って何かを、聞いてみたら以下の回答でした。

※以下のQとAは、ChatGPTによる原文をそのまま表記しています。

Q:ChatGPTって何?

ChatGPT.png

A:ChatGPTは、OpenAIが開発した自然言語処理技術を用いたとチャットボットです。GPTとは"Generative Pre-trained Transformer"の略で、大規模な自然言語処理モデルを事前学習することで、多様な自然言語処理タスクに対応できるようになります。ChatGPTは、それらの技術を用いて、ユーザーと対話を行うことができます。ChatGPTは、様々なトピックについての質問や会話、一般的な知識の提供などを行うことができます。ただし、ChatGPTは人工知能の一種であり、自動的に生成された応答を提供するため、完璧な情報提供を保証するものではありません。

真弓課長
日本語としても出来が良いですね。自分でもこんな風にはスグには書けません。。
MA
ほぼあらゆる言語に対応していて、日本語で質問して、英語に変換してAIで作業して、日本語に戻すとくことをリアルタイムでやるんだよ。どれどれ、では自分のコアな専門分野も聞いてみよう。

Q:中小企業でDXを進めるために必要なことは何か?

ChatGPT.png

A:中小企業においてデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めるためには、以下のような要素が重要です。

ビジネスストラテジー:デジタルトランスフォーメーションを進めるためには、明確なビジネスストラテジーが必要です。このストラテジーには、デジタル変革がビジネスの目的やミッションにどのように貢献するかを含める必要があります。

デジタルリーダーシップ:企業のトップマネージメントは、デジタルトランスフォーメーションに関連するビジネスチャンスやリスクに対してリーダーシップを発揮する必要があります。

デジタルスキル:デジタルトランスフォーメーションに必要なスキルを持った従業員を採用したり、現在のスタッフにデジタルスキルのトレーニングを提供する必要があります。

タイムリーな投資:デジタルトランスフォーメーションに必要な技術やツールをタイムリーに投資することが重要です。

データ活用:デジタルトランスフォーメーションには、データ分析やデータ活用の技術が重要です。これらの技術を活用することで、ビジネスに関連する情報をより効果的に活用することができます。

コラボレーション:デジタルトランスフォーメーションには、業界、関連業界、顧客、パートナー、従業員などとの協力・コラボレーションが重要です。

MA
初歩的なDXの説明文としては、なるほどのレベルになっているね(苦笑
真弓課長
ちょっと怖いけど、弊社のことを聞いてみようっと。

Q:エイデイケイ富士システム株式会社について教えてください。

ChatGPT.png

A:エイデイケイ富士システム株式会社は、日本の富士通グループの一員として、情報システムの開発・販売・保守などを行っている企業です。

同社は、金融機関や自治体、大手企業などに向けて、コンピューターシステムの導入・運用に必要な製品やサービスを提供しています。具体的には、業務システムやデータベースシステム、ネットワークシステムなどの開発・導入、クラウドサービスの提供、システム運用・保守、ITコンサルティングなどが挙げられます。

また、同社は、医療機関向けのシステム開発・販売にも力を入れており、電子カルテや医療情報システム、診療支援システムなどを提供しています。これらの製品・サービスは、医療現場の業務効率化や医療の質の向上に寄与しています。

さらに、同社は、エネルギー管理システムや環境保全システムなど、社会的な課題解決に向けた製品・サービスの開発にも取り組んでいます。これらの取り組みにより、同社は多様な分野でのシステム開発や情報システムの提供に貢献しています。

いがらし部長
まあ、ほぼ輪郭は似てるけど、いくつか修正は必要かな。でも本当らしく書かれているよね(笑
真弓課長
最後にあきたDX通信についてはどうでしょうか?

Q:あきたDX通信について教えてください。

ChatGPT.png

A:あきたDX通信とは、日本の秋田県が進めるデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する情報を発信するWebメディアのことです。

秋田県では、地域経済の活性化や暮らしの利便性向上のため、ICT(情報通信技術)を活用したDXを推進しており、その情報発信の一環としてあきたDX通信が開設されました。このメディアでは、秋田県が進めるDXプロジェクトの最新情報や事例、取り組みの紹介などが行われています。

あきたDX通信は、秋田県民だけでなく、全国のDXに関心がある人々に向けて発信されています。具体的には、農林水産業のIoT化や地域のコミュニティづくり、医療や福祉分野でのICT活用、働き方改革など、多様な分野でのDXに関する情報を提供しています。

また、あきたDX通信では、DXに関するイベント情報やセミナー情報も掲載されており、秋田県内でのDXに興味を持つ人々の情報収集や交流の場としても活用されています。

いがらし部長
ChatGPT、いい線いってますねー
MA
はっきり言えることは、このAIは検索、文脈構築、文書作成、校正なども含め、圧倒的に実際に役立つツールとして登場しており、しかも無料で使えるようになったこと。これは一般的なチャットボットなんかは太刀打ちできないレベルになるかもしれない。しかし人だろうとAIだろうと、最終的な判断やジャッジを行うことや、確かさも含めて判断するのは人によるものなので、逆にますます「違いが分かる人」の存在が重要だと思うね。我々がその良いガイドをしていかなくてはね。
真弓課長
ですよねー!
※本原稿はChatGPTによるQ&Aを試験的に引用している。
ChatGPT  https://openai.com/blog/chatgpt

「あきた未来会議のお知らせ」

秋田RPA協会と連携して活動している秋田ワーケーション推進協会主催の「あきた未来会議」。
第8回の開催が決定!テーマは 「秋田はDXとワーケーションで大きく変わるしかない!」

2023年初めてのあきた未来会議の開催です。
今回の目玉のセミナー講演は、全国の地域支援をIT/DXでコンサルティングを行う実績の高いニューメディア開発協会の千葉さんです。特に経済産業省などの、省庁の事業を東北全域で関わるキーマンのおひとりです。DXを文字通り進めながら、ワーケーションを体験しつつ、秋田を盛り上げるべく、今回のあきた未来会議への参加!となりました。そして秋田好きが高じて、秋田でビジネスを展開し、ワーケーションの可能性について考えるアステリア社のおなじみの松浦さん。そして、お二人とはDXの仕事上でお世話になっている伊嶋との3人で激しいセッションも予定しております。大好評の中迎える第8回あきた未来会議。3/17金曜日10:30からです。どうぞお楽しみに!※詳細はまた別途ご連絡致します。

★あきた未来会議とは?
「あきた未来会議は、秋田ワーケーション推進協会が主催する、秋田県を総合的に支援するための活動の一つ。
主に、経済・文化などの活動を通じて、秋田ワーケーション推進協会会員を中心として、秋田県を盛り上げるための文化セッション、イベント、フェア、セミナーなどの活動を行う。リアルな会場を用いてトークセッションや講演、パネルディスカッションを定期的に行う。」
https://workation.akita.jp/wappa/wp-content/uploads/2022/03/akitamiraikaigi202203.pdf

画質の違いわかりますか?

こんにちは、ADK富士システムの渡辺(一)です。

毎回、わかっている"つもり"、でも聞かれると説明できない、そんなことをテーマにコラムを書いています。
もう4回目ということで、前置きはこのくらいにします。

皆さんのお持ちのテレビの画質って、どのくらいでしょうか。フルHDでしょうか、それとも4Kはたまた8K!?でしょうか。
ちなみに私のテレビは32型フルHDです。

フルHDとは、Full High Definitionのことでフルハイビジョンとも呼ばれます。
横1,920×縦1,080個、即ち207万3600画素で構成されます

4Kは、UHD(Ultra High Definition)のことで、ウルトラハイビジョンとも呼ばれます。
横3,840×縦2,160個、即ち829万4400画素で構成されます
画素数が横約4,000縦約2,000ということで、『4K2K』と表し、『4K』と略されています。
(1K=1,000)


同様に8Kの場合、SHV(Super High-Vision)のことで、スーパーハイビジョンです。
横7,680×縦4,320個、即ち3317万7600画素で構成され、『8K4K』から『8K』と略されます。

4KはフルHDの画素数の4倍、8Kは16倍です。

画素数が多い方が、それだけ細かく精細な映像を表現できるということです。
ただ、画素数が多いということは、表示する為のデータ量も多くなり通信量も増えるということです。

スマートフォンで4K動画を見てしまったら、すぐに速度制限に引っかかってしまいそうですね。
例えば、ある動画サイトにて4K動画を再生すると7,8分程度で1GB程度の容量を消費してしまいます。
(WiFi接続推奨です)

正直、スマホの画面のサイズであれば、SD画質(720×480)で十分にきれいな映像を楽しめます。
これは、画面のサイズが小さい為、1画素あたりの面積が小さくなるので画質が低くてもキレイに見えるからです。

逆にいうと、画面が大きくなれば1画素あたりの面積が大きくなる為、同じ画質でも粗く見えてしまうということですね。結局、大きなテレビなら高画質なものにするという認識でよいかと思います。

ここで気になる点としては、そこまで高解像度な映像をそもそも人間の目で認識して違いが判るのかという点です。

例えば、32型のテレビを約0.6m程度の距離で見る場合だと、4K以上の画質が"わかる人はわかる"とのことです。
テレビをそんな距離で見たら、テレビの向こう側から「テレビを見るときは、部屋を明るくして離れてみてね」
なんて言われちゃいますよ!

一般的にテレビは2,3m離れた距離から見るとすると、32型の場合、自分は見分けられる自信はないです。
さらに8K画質の場合には、1.2mの距離で65型くらいのサイズがないと違いが判らないとのことです。

はい、今決まりました。自分には4K以上のテレビはまだ早いかなと。

まあ、パソコンのモニタ(23型)程度であれば、約1mの距離で4Kの違いを実感できるようなので、パソコンで画像や映像を見たりやゲームをやる方にとっては最適かもしれませんね。

そもそも人間の目で認識できるのは、多少条件は違いますが凡そ800万画素と言われているので、4Kぐらいがちょうどいいみたいです。

ただ、一方で我々のような業種においては、画質が上がることの他のメリットが享受できそうです。

それは、画素数が上がるということは1画面に対して表示できる情報量が増えるのでシステム等の画面表示がより多くできるということです。
4KだとしてもフルHDの4倍の情報量を表示できるということで、医療分野では内視鏡や遠隔治療など高精細な画像や映像が必要な部分において、文化学術分野では、美術作品や建築物の詳細部分を見ることで研究促進や技術の継承に役立つなど様々な分野で活用できることは多そうです

もちろんその分データ量が増大するので、5Gや6G等の高速通信技術の発達は必要不可欠ではあります。
5Gについては、過去のコラムで説明しています。

あきたDX通信29回「5Gについて」
https://www.adf.co.jp/dx/akitadxreport/akitadxreport-20211209144242.html

ちなみに、8Kの先については画面サイズが大きくないと恩恵を受けにくくなることから、一般向けの普及はあまりないのかなと考えています。

自分は、高画質な自然の映像を見ているとすごく癒された気持ちになります。
色々なモノを見ることができる自分の「目」を大切にしていきたいですね。

たまには、デジタルなものから離れ、目を休めて明日につなげていきましょう。

それではまた次回のコラムで。

<問い合わせ先>
エイデイケイ富士システム(株)
DX戦略部 DX推進課 営業担当
TEL:018-838-1173

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あきたDX通信>>>>> 編集長 伊嶋謙二 /// 編集スタッフ 伊藤真弓 /// 主幹:鈴木守 /// エイデイケイ富士システム株式会社 DXセンター

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