2023/07/20

【No.71】週刊DXより「DXの取組みや検討するためには・・・」

DXの取り組みとして、とある記事を見つけましたので、ご紹介します。

時間外労働が多いと言われている先生たちの業務がどんなものなのか、
それを調査・分析を行う
ということで、
静岡県三島市は昨年夏に、既存業務の改善を目指し、経済産業省による教育現場のデジタル化を目指す実証事業に参加しました。
採択事業者であるサイボウズと協力し、GoProを活用した現場の課題探しや、クラウドサービスを活用した業務改善に取り組んだとのことです。

具体的には、中学校1校を対象に教頭先生にGoProを装着してもらい、1日の活動を録画。
その映像を基にサイボウズ側が現場の業務を確認するという流れです。

今回の結果としては、学校現場から教育委員会への報告が現場の負担になっている
という課題が見つかった。

対象になった学校ではこれまで、設備の修繕を教育委員会に依頼する際、教頭先生が現場で写真を撮り、Excelで作った文書に貼り付けてメールで送るという業務だったそうです。
依頼1件につき1時間程度かかる上、教育委員会側もメールを見逃すリスクがあったとのこと。
kintoneを活用した効率化に挑戦しており、タブレットでの撮影、専用画面からそのまま依頼内容を入力送信ができるツールを導入した結果、
依頼1件あたりの所要時間は半分になったそうです。

DXを検討する際に、自分たちが行っている業務について分析を行い、
改善できそうな業務を判定しますが、
今回のように普段の業務を撮影とまではいかなくとも、その日にどのような業務をどのくらいの時間行ったかを記録し、 第三者視点で分析したり、どういった改善が考えられるかを検討するのが重要かもしれません。


私も普段から改善できそうなことがないか気にしながら過ごしていければと思います。

営業メンバーによるお役立ち情報!

e-Taxでマイナンバーカードが気になった件

皆さんこんにちは。ADK富士システム営業の最上です。
今回はマイナンバーカードをお題にして書かせて頂きます。

改めてマイナンバーカードにフォーカスを当てるきっかけとなったのは、確定申告(医療費控除申請)のためにe-Taxを利用しようと思ったからです。スマホでマイナンバーカードを読み取れば自宅から申請でき、申告の為に足を運ばなくてもよくなったことと、添付書類を省略できることなど、かなりハードルが低くなったと感じています。
まだ申請までに時間がありますが、これまでは医療費控除を受けられる状況になったとしても実際に申告しようなどとは考えもしなかった私のマインドセットが、やってみようと変わったのは大きな変化だと思います。

【e-Taxのために必要なもの】
 ①パソコンまたはスマホ
 ②マイナンバーカード
 ③マイナンバーカードの読みとりに対応したスマホまたはICカードリーダライタ

私は、e-Tax初心者ですが、①はパソコン、②は取得済み、③についてはスマホで対応する予定です。
医療費控除が受けられるのか、受けられるとしてどの程度還付されるのかはまだ全容は見えませんが、申告の準備をしてチャレンジしてみようと思います。

【マイナンバーカードにある情報とは?】
改めてマイナンバーカードにはどのような情報が登録されているのか確認してみました。
 1.マイナンバー(12桁)
 2.電子証明書(ICチップ内)
 3.その他 券面情報(ICチップ内)
 4.空き領域(ICチップ内)

マイナンバーカードには、個人番号のマイナンバー(12桁)が記載されています。
電子証明書をつかってe-Taxやマイナポータル、コンビニ交付などが運用できるようになっています。

その他の情報として券面情報(住所、氏名、生年月日、性別、顔写真)などがあります。
空き領域は、印鑑登録証、国家公務員身分証などの利用に使えるようです。この領域の民間事業者の利用も可能になるようですが、まだまだこれからのようです。
マイナポイント20,000円分をもらうために、保険証との紐づけする必要がありましたが、電子カルテ作成業務の軽減や医療情報の共有によるメリット(待ち時間軽減、検査数の軽減など)を享受できるようになるとの期待感もありました。
ここでようやく医療費控除の話とつながるのですが、申告の際にマイナ保険証を利用していると申告の際にメリットがどの程度あるのかも経験していきたいと思います。

【マイナンバーカードの申請状況は?】
ところで令和5年6月30日時点の全国の保有件数は、
88,155,973枚人口に対する保有率は70.0%になります。節目の7割をようやく達成しました。
(今後減らないといいですが。)

気になる秋田県の保有状況は、第何位でしょうか?
・・・・・・
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第9位です。保有枚数 705,743枚  人口に対する保有枚数率73.8%

令和4年6月末時点では、
秋田県は35位で交付枚数410,872 人口に対する交付枚数率42.3%
でしたから、秋田県民の約30万人がこの1年に新たにマイナンバーカードを保有したことになります。
秋田県民の関心度がかなり高まったことが伺えます。
全国では、令和4年6月時点で交付枚数は57, 311,975 で、交付枚数率は45.3% 
この1年で約2,000万人に交付されたことになります。
私も、マイナポイント20,000円分につられ保有するようになったのですが、せっかく取得したカードですから、e-Tax、マイナ保険証に代表される機能を活用して、利便性が高くなることを実感したいですね。
ここ最近はネガティブな報道もされていますが、上手く活用していきたいと考えています。

【補足情報】 
〇マイナンバーカード保有率
秋田市は中核市※のなかで全国第3位 !!
人口303,122 交付枚数239,701 75.7%と大健闘していました。
※中核市とは、政令指定都市以外で人口20万人以上の市
全国TOP100には、
71位に東成瀬村 人口2,416人 保有枚数1913枚 人口に対する保有枚数率79.2%
90位に男鹿市 人口25,531人  保有枚数19,993枚  78.3% が入っています。
※令和5年6月末時点、上記データは総務省データを参照しています。 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

<問い合わせ先>
エイデイケイ富士システム(株)
地域情報ソリューション課 地域営業担当
TEL:018-838-1173

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