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2024/09/19
これからも皆様の道しるべ、読者のパートナーとしてあきたDX通信は続く
「記念すべき1回目」は2020/10/01 【あきたDX通信】 デジタル化とは違う、今話題の
"DX"ってなに?でした。
https://www.adf.co.jp/dx/akitadxreport/akitadxreport-20201001110820.html
2020年から「あきたDX通信」を書き始めて、足掛け5年の間、世の中は激動の時代でしたというか、正確には大きな変革はすでに進行していました。順不同でエポックを連ねると新型コロナウイルス、働き方改革、ワーケーションブーム、世界的な不景気や円安、分断の広がる世界、同時多発的な侵略戦争、異常気象など、多くが困難的な状況がありましたが、皆さんはその中で頑張ってこられました。我々編集部も同様でした。
しかし、この困難な状況の中でも、ITやデジタル化の重要性がますます明らかになったことを、我々は経験を通じて実感しています。IT技術の観点からは、クラウド化という流れがこの5年の間に「持たないIT活用」として急速に進みました。そして最近のビジネスの世界では、DXや生成AIの急成長が見られ、企業活動に本当に役立つIT・デジタル化がようやく身近になりつつあり、いわば第二のIT普及時代に突入したと感じています。
「今さらIT時代か」と思われる方もいるかもしれませんが、我々はある確信をもってこのメルマガを書き進めてきました。すでに初期から「あきたDX通信」をお読みいただいている方はご存じの通り、私たちは過去30年ほど前からのコンピュータの歴史を振り返り、現状のIT時代を検証するコラムを何度も書いてきました。
つまり、OA(オフィスオートメーション)からITへの移行が進んだと巷間言われていますが、その多くはコンピュータやデジタルツールの進化、導入コストの低下、コミュニケーションの高速化など、技術的な進展が中心でした。極端に言えば、「何のためにIT化するのか」「デジタル化するのか」という本来の目的が、経済的な合理性や便利さに偏り、企業や働く人々の豊かさにはあまり寄与しなかった30年だったとも言えます。これが編集部で一貫して主張してきたことです。
しかし、DXや生成AIが提示しているのは、その性能や処理速度に驚嘆するのではなく、人間が本来行うべき業務を支援し、問題解決型のツールとして活用されるようになってきたことが、特にここ2年の大きな進展です。
ただし依然としてITは「企業の基幹業務システム」と思われがちな企業が多いのも事実ですが、しかし日常生活におけるデジタル化やDX化が、逆にビジネスに影響を与える現象も目立つようになってきました。DXの進み方についてはどちらが正しいということはありません。重要なのは、その変化のきっかけを理解し、それをどのように仕事や生活に取り入れ、豊かな暮らしや仕事に繋げていくかということです。
「あきたDX通信」編集部は、今後も皆様に役立つDXの体験や事例、調査などの情報や提言をお届けすることに変わりはありません。これからも、皆様にとって頼りになるパートナーであり続けたいと思います。
次の200号を目指して、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
―了―
あきたDX通信編集部
編集チーム(エイデイケイ富士システム内)
五十嵐健、川本健、伊藤真弓、澤田亜弓
編集長 伊嶋謙二
あきたDX通信をご覧の皆様、こんにちは。営業の川本です。
この度、あきたDX通信は記念すべき100回目を迎えることができました。
まずは、これまで支えてくださった皆様に、心より深く感謝申し上げます。
お客様から「いつも楽しみにしています」というお声をいただくたびに、私たちの励みになり、ここまで続けてこられたのも皆様のおかげです。また、毎号の編集を陰ながら支えてくれた編集スタッフにも、この場を借りて感謝の意を表したいと思います。
このあきたDX通信を通じて、DXの最新情報や地域に根ざした事例を皆様と共有し、共に学び、考える時間を持つことができたことは、私たちにとっても大きな喜びでした。ときにはネタに困ったことや文章が行き詰まったこともありましたが、皆様の支えとフィードバックが、その度に私たちの背中を押してくれました。
100回の歩みとDXの進展
2020年、あきたDX通信がスタートした時、世界は新型コロナウイルスの影響で大きく揺れていました。私たちの生活や働き方は一変し、DXの必要性が一層高まった時期でもありました。リモートワークの普及、非接触型サービスの拡大、オンライン化の急速な進展・・・DXがビジネスの根幹に関わる時代の到来を、私たちはまざまざと実感しました。
この100回の間、私たちADFでは多くの企業や自治体がどのようにDXに取り組み、どのような成果を上げてきたのかを共有してきました。例えば、秋田県庁様のRPA導入による業務時間の大幅削減や、株式会社秋田中央機工様のSiteEye導入による業務効率化など、地域に根ざした具体的な取り組みを紹介することで、DXが単なる流行語ではなく、現実の変革をもたらす力であることを示してきました。
さらに、地域の働き方改革を支援するためにSemboku Workplexのような取り組みも広がりを見せています。Semboku Workplexは、コワーキングスペースやリモートワーク環境の提供を通じて、地域のビジネス環境の改善と新たな働き方の推進に寄与しています。DXだけでなく、働き方そのものが変わる中で、こうした施設が果たす役割はますます重要となっていくでしょう。
AIの台頭とDXへの影響
昨今のAIの台頭も見逃せません。AI技術は、業務効率化や生産性向上だけでなく、ビジネスのあらゆる領域で活用されています。画像認識や音声アシスタント、自然言語処理を使ったチャットボットなど、AIはDXを支える強力なツールとして進化し続けています。今後、AIがどのように地域の民間企業に貢献するか、引き続き注目していきます。
これからの展望と抱負
あきたDX通信をお届けしてきた中で、私自身も多くのことを学び、考える機会をいただきました。
秋田デジタル利活用推進協会が実施した2024年の調査では、秋田県内企業では、DXに取り組む企業が過半数を超え、生成AIの活用率が約4割に達し、AIやRPAを活用した業務効率化が加速していることが明らかになりました。しかし、一方で人材不足が大きな課題として浮き彫りになっています。
私たちはこれからも、地域のDX実現をサポートし、企業や自治体が持続的な成長を遂げるためのパートナーとして貢献していきたいと考えています。秋田でのDXの歩みは着実に進んでおり、これからの発展が非常に楽しみです。私自身も引き続き、地域のDX実現に全力を尽くしていく所存です。
次の200回、そしてその先を見据えて、あきたDX通信はさらに進化を続けます。
これからも、皆様にとって役立つ情報を提供し、地域のDX実現の一助となることを目指します。
私たちは、地域に根ざした視点でDXの成功事例や最新技術を掘り下げ、より実践的な提案を通じて、
皆様と共に歩んでいきたいと考えています。
これからも、変化の激しい時代を生き抜くためのヒントを皆様と共有し、共に成長していけることを楽しみにしています。100回目の節目を迎え、感謝の気持ちを胸に、次のステップへと進む決意を新たにしております。
引き続き、あきたDX通信をどうぞよろしくお願い申し上げます。
<DXに関するお問合せ先>
エイデイケイ富士システム株式会社
DXセンター DX担当までお申し付けください。
TEL:018-838-1173
Email: dx-lab@adf.co.jp
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あきたDX通信>>>>> 編集長 伊嶋謙二 /// 編集スタッフ 伊藤真弓 澤田亜弓 /// 主幹:五十嵐健 /// エイデイケイ富士システム株式会社
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