2024/12/26

【No.107】世界中に秋田のファンクラブを作ろう、NFTで!

※MA:マーケティングアドバイザー かわもと部長:次代のホープとされる今風の営業部長
真弓課長:企画部のやり手マネージャー兼SE ゲスト:SAGOJO スガさん

MA
今テレビ会議中だったんだけど、今回は久しぶりにゲストを呼んでるよ。というか、この連載では初めてかな?
真弓課長
SAGOJOさん?あー、お会いしたことがあります、Web会議でしたけど。
SAGOJO スガさん
皆さんこんにちは、お久しぶりです!今回もWeb越しですが、SAGOJOのスガです。今日はMAさんとNFTについての連携の会議でした。
かわもと部長
そういえば、SAGOJOさんは秋田ワーケーション推進協会のあきた未来会議の1回目のゲストスピーカーでしたね。
MA
実は我々も秋田ワーケーション推進協会の会員であり、新会長も弊社の代表が専任されたね。確かSAGOJOさんは、秋田ワーケーション推進協会の初の業務提携団体として、プレスリリースも出しているんだよ。以下にSAGOJOさんの簡単な紹介。

SAGOJO
すごい旅人求人サイト
『SAGOJO』は、課題を持つ企業や自治体とスキルのある旅人をマッチングするWebサービスです。
「現地の人との交流を通じ、生きた情報を集められる」「各地のおもしろいスポット情報に精通している」「ソトモノ目線で地域の魅力を発掘できる」といった、旅人の強みや特徴を活かした企画を通して、旅人が企業・自治体の課題解決に向けたソリューションとなります。

プレスリリースはこちら

かわもと部長
そうでしたね。ところで、NFTと秋田支援のお話だったんですか?
真弓課長
NFTというと、DX的な展開の流れですよね?
SAGOJO スガさん
ちょっと違うかもしれません。今回のNFTは、単なるDX的なツールというよりは、地域の仲間をNFTという仕組みで集める取り組みです。
かわもと部長
まずNFTについては、あまり詳しくないので、いつものようにChatGPTに聞いた回答です。

ChatGPT.png
NFT(Non-Fungible Token)は、ブロックチェーン技術を活用して作成されるデジタル資産で、唯一無二の価値や所有権を証明できるトークンです。デジタルアート、音楽、映像、ゲームアイテムなど、多様なデジタルコンテンツに適用されます。NFTはコピー可能なデジタルデータに対し「本物」としての証明書を与える役割を果たし、所有者や取引履歴が透明に記録される点が特徴です。近年、クリエイターの収益化手段として注目されています。

真弓課長
NFTと地域支援とは、どうつながるんですか?
SAGOJO スガさん
簡単に言えば、「地域のデジタルファンクラブ会員証」の発行ですね。
真弓課長
ファンクラブ会員証発行ですか?
SAGOJO スガさん
そうです。唯一無二のデジタル証明書としてNFTを利用し、ファンクラブ会員証を発行すると考えてください。NFTを通じて地域や団体と繋がり、返礼品なども提供されるこのシステムは、コストパフォーマンスが高く、小規模なグループからスタートし、徐々に成長させることが可能です。これにより、地域に密着したコミュニティが形成され、ファンクラブ活動が自立することを目指しています。コストも時間も掛からないというメリットがあります。
MA
NFTを活用した地域支援の取り組みは、あまり聞いたことがないけどねー。
SAGOJO スガさん
この取り組みの代表的な仕組みが「KIN-TOWN(キントウン)」です。「KIN-TOWN」は、地域密着型のファンクラブとして、KDDIと提携し、2024年2月に和歌山県紀の川市と北海道の中標津町でスタートしました。
真弓課長
kintone(サイボウズのサービス)、じゃなくて?
SAGOJO スガさん
はは、よく間違えられるんですけど、違います(笑)
「遠くの街(TOWN)を近く(KIN)する」ということで「KIN-TOWN」というネーミングになっています。このファンクラブ活動の目的は、地域の「関係人口」を増やすことにあります。関係人口とは、地域に住むわけではないが、地域に関心を持ち、何らかの形でその地域に関わりを持つ人々を指します。
MA
でも地域のファンクラブといっても、実際に成功している事例は少ないんじゃないかな?
SAGOJO スガさん
そうですね。肝心なのは進める地域に、進める人(コミュニティマネージャー)の存在が重要です。
かわもと部長
いわゆる中間支援組織の存在ですね。地域の活動を支援するために必要な情報提供やネットワークづくりがキモですね。
真弓課長
秋田での事例はまだないんですか?
SAGOJO スガさん
秋田ではまだ具体例はありませんが、動きはあります。SAGOJOではないですが、「メタ秋田」や「秋田犬推し」など、NFTを活用した地域活性化が進められているようです。
かわもと部長
なるほど、今後注目される可能性がありますね。
真弓課長
地域支援にNFTを活用することで、人とのつながりを大切にした活動が実現できるんですね。しかも日本だけでなく、どこからでも参加、つながることができるんですよね。
MA
この詳細は来年実施予定の「あきた未来会議」で語ることにしよう!

【1年間ありがとうございました。そして皆さま良いお年をお迎えください!】

あきたDX通信 編集部一同

営業スタッフ徒然草

マイナ保険証デビュー ~インフルエンザでメリークリスマス~

いつも『あきたDX通信』をご覧いただき誠にありがとうございます。
営業他色々やっております五十嵐です。
自分のコラム当番が回ってきたタイミングで、タイトルの通りインフルエンザに罹患してしまいました。絶賛テレワーク(自宅待機)中で執筆しておりますが、このメルマガ発行日(26日)から無事復帰予定です。

 「闘病記」でも書こうかと思いましたが、殆ど書く事も無いなと思ってしまうほどインフルエンザの諸症状も軽く(過去感染時に比べ)、まさかの二行位で終わりそうなのでボツにしました。
ちなみに私が罹ったのは「インフルエンザB型」です。看護師さんの話だと、今時点の秋田では非常にレアなようで、殆どがA型とのこと。実は先週東京出張で、特に用心することなく人混み・雑踏の中を歩き、電車に乗っておりましたので、どこかで貰ってしまったのだろうと思います。
看護師さん曰く「東京はなんでもあるからねー」とのこと。インフルエンザは要らないなと思ってしまいました。

 何かデジタルに因んだ事でも書きたいのですが、今回インフルエンザに罹ったことですし、ようやくマイナ保険証デビューを果たした事でも書こうと思います。
巷ではマイナンバーカード返却・・・などという方も結構いらっしゃるとの事ですが、私はマイナンバーカードで色々できるのは便利で良いなと思っているタイプです。ちょっと待ち遠しいのは運転免許証との一体化です。
カードをなくした際のリスクは一体化するごとに大きくはなりますが、「一つにまとまる」などというキーワードを聞くと、すごく良い事のように感じませんか?(職業病?)

 マイナ保険証の話に戻ります。 率直な感想としては、正直初めて使ったので良いモノなのか悪いモノなのか全然わかっておりません。(すいません笑)
一瞬戸惑ったのが読み取り機の使い方でしょうか。診察後に近くの薬局で薬(タミフルと解熱剤)を貰った際にもマイナンバーカードを使ったのですが、読み取り機の機種が違い、カードの置き方もちょっとだけ違うという。画面にガイダンスも出るのですが、画面のボタンを押さないと先に進まないのが分からず、受付の方と気まずい雰囲気が流れるという状況に。しかも病院と薬局両方でそんな事をしてました。(昔報道されてたような読取れないとかはありませんでしたので)
私ごとき若輩ではサポートの配慮もあろうはずもなく・・・とりあえず今回使ってみることができたので、これからはスムーズにできると思います。

 それにしても、診断情報や医薬品の処方情報、過去の病歴などがすべて完全に連携されるのだとすれば、ポジティブに捉えれば様々な効率化が進みそうで歓迎したいところです。
個人情報、特に病歴等はセンシティブな情報ですので、情報漏洩等どうしてもネガティブに捉えがちなのですが、もっと享受できるメリットが分かり易く伝われば、利用率も上がるのになと考えてしまいます。
 マイナ保険証の利用率を見てみると、厚労省データによれば10月の全国利用率平均が15.67%ということで、まだまだ全然利用されていなかったようです。カードの読み込みトラブルや紐づけミス報道などもありましたので、その辺で現在も敬遠している方が多そうですが、12月に入って利用率がどの位増加したのか気になるところです。
ちなみに我が秋田県は15.29%で若干平均に届かず、31位でした。1位は23.59%の富山県さんとのこと。

 さて、私はマイナ保険証をきっかけに、マイナンバーカードを持ち歩くようになりました。個人的には若干怖さがありまして、皆さんは平気で持ち歩けますか?運転免許証や保険証も個人のIDと考えれば同じようなものだと思うのですが、そっちは全く不安なく持ち歩いてるのが不思議です。 
将来的にはスマートフォン1台で全て完結してもらえると簡単で良いなと感じるのですが、どうなんでしょう?セキュリティと便利さはトレードオフの関係だと思うので、特に日本人の国民性を考えると、石橋を叩きまくってなかなか進まないかもしれませんね。
 海外に目を移すと、体内へのICチップ埋込みが大分前から話題になってましたが、いずれ個人の認識も体内チップで行われるような未来が来るのでしょうか? それはちょっと怖い気もします。
余談ですが、宇宙人にICチップを埋め込まれた(!) という人の話を、世界のミステリー的なテレビ番組でやっていたのを大分昔に見た事があります。真偽は不明ですが、地球人もようやく宇宙人の技術レベルに追いついたのかなと、ふと思う今日この頃です。

 最後に、このコラムにはあまり統計データ載せてませんが、以下デジタル庁のサイトで、マイナンバーカードの登録者数など普及状況が見れますので、ご紹介してコラムを終わります。

マイナンバーカードの普及に関するダッシュボード
https://www.digital.go.jp/resources/govdashboard/mynumber_penetration_rate

 さて、今年も残りわずかとなりました。
読者の皆様には、この一年ご購読いただき誠にありがとうございます。
新年が、皆様にとって実りある一年となりますよう、弊社一同心よりお祈り申し上げます。
来年も、『あきたDX通信』を宜しくお願い申し上げます!


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 エイデイケイ富士システム株式会社
 あきたDX通信 編集部宛て
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