2026/05/07

【No.141】「継続が地域を動かす ― 攻めて守る秋田のDX」

※MA:マーケティングアドバイザー かわもと部長:次代のホープとされる今風の営業部長
真弓課長:企画部のやり手マネージャー兼SE

---「今回の会話のポイント」---
我々がサポートしているデジ活あきたは7期目を迎え、そして県内企業のIT/DX実態調査7回目を実施します。単発で終わらせず、地域の変化を継続して見つめてきたこの取り組みは、企業の現状把握にとどまらず、秋田の未来を考える土台となりつつあります。活動報告会では「攻めて守る秋田のDX」をテーマに、地域の強みを守りながら新たな挑戦へつなげる継続力の大切さをあきたDX通信とともに共有します。
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MA
ゴールデンウィークが明けると、毎年「いよいよこの季節が来たな」と感じるね。秋田デジタル利活用推進協会(デジ活あきた)の活動報告会の時期だ、とね。
なんと今年で協会は7期目に入る。振り返れば、立ち上げからここまで、私たちも事務局のサポートを続けながら、県内企業にITやDXを提案する立場として、この活動をずっと見てきたわけだ。
真弓課長
またまた、その時期になりましたね!
MA
デジ活あきたは、単なる運営支援ではないからね。むしろ現場に近いところで企業の声を聞きながら、「秋田に本当に必要なDXとは何か」を考え続ける時間でもあった。支援する側でありながら、私たち自身が多くを学ばせてもらっている。
かわもと部長
特に6月に実施する「秋田県内企業のIT/DX実態調査」は、その象徴ですよね。調査も今回で7回目になりますが、県内民間企業のデジタル活用を継続して追っている調査は、実はほとんど存在しません。
真弓課長
よく「他にも似たような調査があるのでは」と聞かれますが、実際にはいろんな行政的な統計資料はあっても、経営の現場目線で継続して見ているIT/DX関連の定点観測は少ないというか、無いのではと思います。だからこそ、この調査は超貴重ですね。
かわもと部長
何よりの特徴なのは、外部の企業や団体から資金提供を受けず、協会独自で設計し、分析していることですね。誰かに配慮した数字ではなく、秋田の企業の現実をそのまま映す。そこにこの調査の価値があります。
真弓課長
最近では、その調査結果が地元紙でも取り上げられる機会が増えてきましたね。単なる民間団体のアンケートではなく、秋田県内企業の変化を読み解くひとつの指標として見られるようになってきた印象があります。県庁をはじめ行政の方々からも、「企業の実態を知るうえで参考になる」と言っていただくことがあります。それは私たちとしても本当にうれしいことですよ。
かわもと部長
ただ、遠慮なく言えば、この調査結果はもっと使っていただいていいと思っています。むしろ、協会としては積極的に使ってほしいですよね。
真弓課長
本当にそう思いますね、継続してきたからこそ見える変化がありますね。単年では見えないけれど、経年で調査を積み重ねることで、秋田の企業がどこで悩み、どこで前に進み、どこで止まっているのかが見えてきますね。
MA
まさにそこなんだよね。DXという言葉は華やかに聞こえるが、本当に必要なのは「地域に根差した現実の把握」なんだ。都会の成功事例をそのまま持ち込んでも、秋田ではうまく機能しないことがある。
人材の過不足も違う。産業構造も違う。経営者が抱える悩みも違う。
だからこそ、秋田には秋田のDXが必要になる。
かわもと部長
その意味で、協会が独自に調査を続けていることには大きな意味がありますね。しかも、それを7年続けてこられたということ自体が、県内企業や関係者の皆さんにこの活動が認められてきた証でもあるのだと思います。
MA
もちろん、継続は簡単ではないよ。でも、継続しなければ地域の変化は見えてこない。私はそこに、この協会のいちばんの価値があると思っている。
かわもと部長
そして、その調査の前段として今月開催されるのが、前期の活動報告会ですね。毎年恒例となっているのが、秋田大学の景山教授による基調講演です。今年のテーマは「攻めて守る秋田のDX」。このタイトルだけでも惹きつけられます。守りのためのデジタル化だけではなく、地域の未来を切り拓くための攻めのDX。秋田に必要なのは、まさにそこかもしれません。
真弓課長
しかも今回は会場も特別ですね。秋田大学の新学部である情報データ科学部のXR研修室での開催予定です。高性能カメラやコンピュータが設置されたその空間は、秋田大学の新しい教育環境を象徴するような、まさに最先端の学びの場という印象です。今回の基調講演でその設備をどこまで活用されるかは分かりませんが、景山教授のお話そのものがとても楽しみです。
かわもと部長
「秋田でもここまでできる」。そんな空気を、参加者の皆さんに感じてもらえるだけでも、大きな意味があると思います。
MA
それと、産官学の連携という言葉はよく使われるけど、言葉だけで終わることも少なくない。その中で、協会の活動を通じて、企業と大学と行政が少しずつ同じ方向を向き始めている。それは数字には表れにくいが、確実に地域の力になっていると思うね。
かわもと部長
調査も7回目。協会も7期目。そして秋田大学との連携も続いています。派手さはなくても、地域を変えるのはこういう積み重ねなのだと思います。
MA
そしてDXはシステムの話ではないからね。地域の未来をどうつくるか、その意思の話だからね。
真弓課長
秋田を守るために。そして秋田を前に進めるために。これからも「攻めるDX」を、地に足をつけて続けていきたいですねー。

---編集後記---

真弓課長
毎年この時期になると、「続けること」の重みをあらためて感じます。一度きりのイベントではなく、地域の変化を見続けること。そこに協会の役割があります。今年の活動報告会と調査が、また秋田の次の一歩につながることを楽しみにしています。

営業スタッフ徒然草

ゴールデンウィーク、だいたい疲れる説

みなさん、こんにちは。
エイデイケイ富士システム営業スタッフの齋藤(友)です。

始まる前は恋い焦がれていたゴールデンウィークもあっという間に終わってしまいましたが、みなさまどのように過ごされたでしょうか。
リフレッシュできた方もいれば、「思ったより疲れたな...」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。 お仕事だった方は、大変お疲れ様です。

実際に「ゴールデンウィークは疲れる」と感じる人は意外と多いようです。
理由としては、
「気がついたらおしくらまんじゅうをしていた」
「渋滞で思うように動けない」
「いつの間にか財布の紐が緩んでいる」
「予定を詰め込みすぎてしまう」
といったものが挙げられます。

かくいう私も、後回しにしていたことや、時間があればやりたいと思っていたことを一気に片付けようとして、結局予定を詰め込みすぎてしまいました。

■分かっていても、そうなる
混雑していると分かっていても出かけるし、大変だと分かっていても予定を入れてしまう。
「大型連休だから仕方ない」と思いながら、なんとなく受け入れているところもあります。


■それでも、少しだけ変えられる
とはいえ、すべてが受け入れなければいけないわけでもないはずです。
連休で言えば、カレンダー自体は変えられませんが、有給の取り方をずらしたり、あえて人が集中しない場所に行ってみたり、少し動き方を変える余地はあります。

もちろん、人によって、そう簡単にはいかない事情もありますが...

突然ですが、みなさんは旅行やお出かけのときは、きっちりと予定を立てて行動するタイプでしょうか。
人の数だけ楽しみ方はあるかと思いますが、私は大枠しか決めないタイプです。
大枠しか決めないのに、予定を詰め込んでしまうタイプです。

「行きたかったラーメン屋さんに着いてみたら、定休日だった」
「子供と遊びにいった公園が冬季休業中だった」

... 人生の中で数多くの失敗を積み重ねてきましたが、最近は、混雑状況や移動時間などをリアルタイムで確認できるだけでなく、行き先やルートの選び方そのものをサポートしてくれる仕組みも増えてきました。

特に、ざっくり計画タイプの我々にはGoogleマップが強力な味方になります。
生成AI(Gemini)が組み込まれ、「どの時間帯が混みやすいか」や「どう回ると効率が良いか」といった情報を、より分かりやすく提示・提案してくれるようになっています。

この連休中、音声認識機能を使って、旅先でおすすめのラーメン屋を教えてもらったり、近くのコンビニを調べてもらったりといった形で活用してみましたが、「調べる」というより「相談する」に近い感覚で使えるのが印象的でした。

また最近では、車載システムにも「Googleビルトイン」が採用され、数年ごとの更新が必要だったカーナビの役割も変わりつつあるようです。

こうした変化を見ていると、単に情報を得るだけでなく、「その場で判断する」こと自体が、少しずつやりやすくなってきているのだと感じます。

同じゴールデンウィークでも、こうした情報をもとに動くかどうかで、体感は大きく変わったような気がします。


■仕事でも似たようなことがある
この感覚、仕事でもよくある気がします。
納期や人員、取引先の都合など、簡単には動かせない条件の中で業務が進んでいると思います。
「もう少しやり方があるのでは」と思うことでも、そのまま続けるしかない場面は少なくありません。

最近では、仕事でも同じように、判断をサポートする仕組みへの関心が高まってきている印象です。
経営判断や現場の判断を助けるBIツールや業務システム、さらには業務における生成AIの活用などについても、ご相談をいただく機会が増えてきました。


■見極めてみると
全部を変えるのは難しくても、どこが動かせて、どこが動かせないのかを分けて考えるだけでも、負担のかかり方は少し変わってきます。

■"変えられない中でどうするか"
ゴールデンウィークの混雑は避けられません。
ただ、その中でどう動くかによって、体感はだいぶ変わります。
仕事も同じで、すべてを変えることはできなくても、判断の材料があること状況が見えることによって、やり方は少しずつ変わっていきます。

私たちは、お客様の業務を理解した上で、こうした「変えられない部分」「変えられる部分」を整理しながら、現場に合った形を一緒に考えていきたいと思っています。

ここまで書いておきながら、やっぱり予定を詰め込んでしまう自分は、なかなか変えられなさそうです。
まずはこのゴールデンウィークの反省を踏まえて、 次の連休こそは、もう少し余裕のある過ごし方をしてみたいところです。



<お問い合わせ先>
 エイデイケイ富士システム株式会社
 DXセンター DX担当までお申し付けください。
 Email:dx-lab@adf.co.jp

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あきたDX通信>>>>> 編集長 伊嶋謙二 /// 編集スタッフ 伊藤真弓 澤田亜弓 /// 主幹:五十嵐健 /// エイデイケイ富士システム株式会社

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